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犬のしつけ、あれやこれや [ミニチュアダックスのらら]

ミニチュアダックスのららが我が家に来てから2ヶ月が経ちました。

初めて犬を飼うにあたり、一番心配していたのは、しつけ。
我が家のメインイベントのキャンプには、もちろん連れて行きたいし(そもそも、犬を飼う動機として一緒にキャンプに行きたいというのが、かなりのウエイトを占めてるので)、ドッグランやドッグカフェにも行きたい。
となると、人に咬みつくなんてもっての外、やたらめったら吠えるようになっても困ってしまう...

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(我が家に来て2週間目のらら)

ひとまず、本屋でしつけの本を買ってお勉強。
ふむふむ、『犬が吠えたら大きな音を出して、吠えると嫌な事が起きると思わせる(天罰方式)』のね・・・
トイレは、うちに来た日すぐにサークルのトイレシートの上で出来たんで、ひとまず大丈夫かな。(ブリーダーさんの家では、他の犬に混じってトイレシートの上でやるようになった、というのも聞いていたし)
もちろん、トイレシートの上で出来たら、「よ~し、よ~し」と言いながら撫でてしっかり褒めるのも実行。
また、元々ららはおとなしく、吠える事もほとんどないし、ブリーダーさんの所で親にしつけられたのか、甘咬みも無し。

こんな調子で1週間、ららが我が家に慣れてきたところで、サークルから出して自由に遊ばせてみたところ、リビングのカーペットの上で粗相。
最初は、トイレの位置関係もよく分からないからしょうがないね、と思っていたのですが、トイレシートの上でオシッコをしたのを見届けてからサークルから出しても、10分やそこらでカーペットで、ちゃー。
しかも、決まった所でなくあちこちでやるのです。まるで、臭い付けするかのごとく・・・


そこで、ピンときた私(今から考えると、この“ピン”が迷走の始まりなのです...)、これってマーキングじゃないの?メスでもマーキングすることあるらしいし。
マーキングで検索してみると、『権勢症候群(アルファシンドローム)』だとか『主従関係の逆転』だとかの文字が並びます。 ※以下権勢・主従関係論と勝手に命名
更に、TVチャンピオンで犬のしつけチャンピオンになったというトレーナの、DVDの紹介サイトもずらり。
そして案の定、それらのDVDは結構よいお値段が・・・
ちょっとこれは手が出ないなぁと思い、検索を続けると
『TVチャンピオンで有名な、トレーナーはチョークチェーンを使ったりオヤツを使ったりして、本当に主従関係が築けているわけではない、犬にとって飼い主がの存在が言うことを聞きたくなる存在になっているかが大切』
と主張している方が出している、しつけ教材のサイトを発見。これは本やPDFで、値段的にも出せる金額です。
早速、PDFのダウンロード版を購入。

このしつけ方法は、大まかには
1.必要が無いときは、声がけ・ナデナデをしない。スキンシップをしたい時は、何か指示を出して褒める。
2.ひっくり返し,リーダーウォークを頻繁に行う。特に、犬が問題行動を起こした時に行う。
3.オヤツは使わず、短く簡潔に褒める。

まず、1.に戸惑いを感じました。
犬が自ら、スキンシップをとりにやって来ても、相手をしてはいけない。
これはちょっと寂しい。
カミサンに説明した際も、「じゃぁ、何の為に犬を飼うのよ」と予想通りの反応。
2.に関しては後述。
3.のオヤツを使わないというのは、しつけ初心者の心をグッとつかむワード。
やっぱり、食べ物で釣るっていうのは感覚的にイヤですよね。それに、オヤツを使わないと言う事聞かなくなりそうだし。
と、まぁ全体的には共感できるので、このしつけ方法の通りにやってみることにしました。

うちに来たときから、触られたりするのをあまり嫌がらないららでしたが、ひっくり返しは嫌がりました。
教え通りに、嫌がるらら無理やり押さえつけていると、「降参しました」という感じでおとなしく。
これを1週間ほど続けていくうちに、ひっくり返してもあまり暴れなくなりました。

ところが、ららの方に手を差し出すと後ずさりするようになったのです。また、気のせいか、全体的によそよそしくなったような...
これは明らかに、ひっくり返しをするようになってからの行動。
もしかして、捕まるとひっくり返されて嫌な思いをするから、逃げるようになってしまった?


今度は、権勢症候群,主従関係をネガティブなワードに関連付けて検索すると、いくつかのサイトにたどり着きました。
それらサイトの言わんところは、『権勢症候群や主従関係は古い概念で、犬の行動は行動分析学的に説明できる』というもの。
権勢症候群や主従関係って、精神論的な、犬はこう思っているはずという枠組みの中でした展開できないんですね。
権勢症候群にしたって、犬に聞いたわけではないので、本当に犬が飼い主を下位に見ているか分からない。
主従関係にしたって、信頼関係も築けていない、初めて会うプロトレーナーの指示に従うのは変でしょう。
面白かったのが、ご飯をあげる前にさせる『お座り・待て』
権勢・主従関係論ではこれを勧めていますが、指示の後に、ご飯というオヤツなんかと比べ物にならない大量のご褒美が貰えるという事実(笑)
とまぁこのように、権勢・主従関係論は根が精神論なので、論理的に突き詰めていくと矛盾点がワンサカ出てきます。

ここで、私が参考にさせていただいているトレーナーの方々をご紹介

ぐらさん: ドッグウォーカー博士のスローライフ
正確には、トレーナーさんではなく、動物行動カウンセラーだそうです。
犬の気持ちをとても尊重されている方で、コマンドを出すことすら否定的。
ぐらさんのように犬と生活できるのが理想ですが、徳が高すぎて、煩悩たっぷりの私にはちょっと敷居が...でも、言わんとしている事は共感できます。

チャーリーママさん: 私は社会化のドッグトレーナー
書籍も出されているトレーナーさんです。
自宅から行きやすい秋ヶ瀬公園でトレーニング教室をやっているらしいので、参加してみたいと思ってます。

TaKaYaMaさん: イヌの言い分、ヒトの都合。元ドッグトレーナー、大学へ行く
前述の、心に沁みる言葉をもらったお方。
TaKaYaMaさんも最近トレーナーの肩書きをやめてDog Life Producerとなられたそうです。
ロジカルな展開をされていて、理屈っぽい私も納得の内容。


皆さんに共通しているのは、犬の気持ちを考えてあげているという事。
権勢・主従関係論で、犬の都合についてほとんど述べられてないんです。人から犬への一方通行ばかりで。
だいたい、よくよく考えてみると、犬が人間の命令に従うことに喜びを感じるっていうのは、かなり横暴な話。
そして、権勢・主従関係論に取り込まれそうになっていた私の心に沁みたのは、次のTaKaYaMaさんの言葉


「手段と目的が、あべこべになってませんか?」ってことを、聞いてるんです。

出来ることが増える。
行ける場所が増える。
選択肢が増える。

すなわち、あなたとあなたの犬の世界が広がる。

(あまりに心にズシンときたのでそのまま引用させて頂きました。)


そう、目的と手段を取り違えてたんです。
私がららに望んでいたのは、競技会に出るような犬になることではなく、一緒にあちこち出かけたり安心安全に生活できるようになるコト。

吹っ切れたたところで、早速オヤツを使って『おいで』の練習をしてみました。
まず、ハウスリードを着けたららにお座り+待てをさせ、私は少し後ずさりして距離をおく。
「おいで」のコマンドと共に人差し指で自分の足元を指し、リードを軽く引きららを手繰り寄せる。
ららが来たらオヤツをあげて褒める。

すると、何と2日目にはリード無しで離れたところから「おいで」と呼ぶと、飛んでくるようになったのです。
恐るべしオヤツパワー!
そもそも、ららは褒めても、あまり嬉しそうな素振りが無かったんですね。
色々褒め方(簡潔に「よし」と言ったりムツゴロウさんみたいに「よ~し、よ~し」と大げさに言ったり、撫でる所や撫で方を変えてみたり)を試してみたのですが、どれもあまり手ごたえなし。
思った以上にららは現実主義だったようです。「褒めるなら、オヤツくれ!」って感じでしょうか(笑)
更に、1週間もすると子供達が呼んでも来るように。まぁ、オモチャに夢中になっている時は聞こえない(or 聞こえないフリ)ようですが、これはじっくり取り組みましょう。

トイレについても、サークルのトイレトレーの上で出来たらオヤツをあげるようにしたら、自分でサークルに戻ってするように。(現在、成功率は70%程)
トイレシートの上でやった後、「ほら、トイレシートで出来たよ!」と得意げな顔して見つめてくるのが、愛らしい♪

ひっくり返しについては、主従関係云々の為の手段ではなくて、ブラッシングしたり健康チェックするという目的の為に、必要な事なんだと思います。
ここでも、目的と手段がごちゃ混ぜになりかけてました。
主従関係に取り付かれていた頃は、『さぁ、言うこと聞きなさい!』という気持ちで目を三角にしてひっくり返していましたが、改心した後は『ごめんねぇ~、ちょっとお腹見せてよ』という気持ちで、ナデナデ抱っこしながらやる方法に。
するとアラ不思議、ひっくり返しても嫌がらないじゃありませんか。
思えば、無理矢理ひっくり返して押さえ込んだ時の脱力は、抵抗するのを諦めてたのかも。
煮るなり焼くなり好きにして、って感じで(笑)
今ではひっくり返しを嫌がらなくなっちゃったし、無理矢理押さえつるのもまっぴら御免なので、確認のし様が無いですが。

気を良くした私、更に教えに反して、ららがおとなしくしている時は、耳元や喉元をナデナデしてスキンシップしてみました。
その結果、オモチャをカミカミしているららから少し離れて座ったりすると、ららはオモチャを咥えて私のそばに寄ってきて、そのまま体触れるように伏せてオモチャをカミカミ。
まるで、私の傍に居ると安心するかのように。

いくら犬を擬人化するなといっても、嫌なことばかりをする飼い主と、オヤツをくれてナデナデしてくれる飼い主、どっちが好きかといったら、考えるまでも無い。
主従関係の観点からすると、今のららへの接し方は、犬に媚びているようでNGなんでしょう。
でも別に、要求吠えが増えたり、チャイムに反応して吠えるようになったり、その他目だった問題行動をするようにはなっていません。
逆に、あのままひっくり返しを続けていたら、と思うとゾッとします。


トイレの成功率もまだまだだし、夢中になっている時の呼び戻し出来ていないし(我を忘れている時ほど呼び戻しが重要ですから)、まだまだ課題はいっぱいあります。
人間は勉強を一生続けないといけないと同様、犬のしつけも一生ものなんですね。
ららを迎えてから2ヶ月、ららとの生活はまだ始まったばかり。
あせって結果を求め過ぎないよう、ゆったりした気持ちでららと勉強していこうと思います。
(コトの発端のマーキングの件だって、今思えば、運動に伴う尿意によるものなんですね。それを大して教もしないのに、トイレトレーに戻ってやれなんて横暴な話し...)



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(機嫌が良ければ、このように『おいで』で走ってきます。尻尾にピントがきているのには目をつぶってw

うん、元来せっかちな私、とりあえずこう文章にしてたまに読み返せば、初志貫徹できるでしょう(笑)


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雨宮


こんにちは^^
ららちゃん楽しそうですね!

やはりしつけは時間がかかりますよね。
でも時間がかかるからこそ
いいんだとも思います。

また遊びに来ます^^
by 雨宮 (2012-04-25 09:59) 

matsu

初期のしつけの大事な時期なだけに、悩んじゃいますよね。

色々な考え方があって方法も色々だと思いますが、やはり私も飼い主と犬の理想の関係と、人間社会で生きる上でのルールを守る事とのギャップをどう埋めて、どこで折り合いをつけるかというのがポイントなんだと思います。
人里離れた山奥で飼ってるわけじゃないですもんね(笑)

吠えることが多いのであれば、どうすれば吠える必要が無い環境にさせられるのかといった感じで少しずつクリアしていけば良いと思います。

最初が肝心とはいえ全てではないので、焦らずゆっくりいきましょう。
by matsu (2012-04-25 21:27) 

katsumushi

>雨宮さん
はじめまして。
ららが来て2ヶ月、長かったような短かったような。
犬は成長が早いので、人間の子供と同じ感覚でいると調子狂っちゃいます。
しつけは3歩進んで2歩下がる。コツコツやっていきます。


>matsuさん

>飼い主と犬の理想の関係と、人間社会で生きる上でのルールを守る事とのギャップをどう埋めて、どこで折り合いをつけるか

参考にしている方々も同じ事おっしゃってます。
私も、全くその通りだと思います。
所謂無駄吠えだって、犬にしてみれば意味があって吠えてる訳ですからね。
ところで、折り合いをつけるのは、ビジネスでも大切な事ですよね。
犬との付き合いが上手な人は、有能なビジネスマンなのかも。
matsuさん見てると、この説の信憑性は高いと言えるでしょう(笑)

環境作り、これも大切ですね。
とりあえず、裸で床を這い回る電気コードは無くなりました(笑)

犬からの信頼を失わない限りは、多少遠回りしても取り返しのつかないような事にはならないでしょうから、長い目でじっくり取り組もうと思います。


by katsumushi (2012-04-26 22:42) 

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